こんにちは。「社会福祉概論」担当教員の中野です。

　6月27日、生活デザイン専攻1年生の「社会福祉概論」の授業において日本年金機構　江戸川年金事務所の井上先生による「国民年金ってホントに必要なの！講座」を行いました。

　日本の社会保障制度は国民の安心や生活の安定を支えるセーフティーネットであり、社会保険、公的扶助、社会福祉、保健医療・公衆衛生で構成されていることは授業の中で学んできましたが、社会保険の一つである年金保険について講義をしていただきました。井上先生の親しみやすい、そしてわかりやすい話に受講生一同引き込まれ、公的年金制度のしくみ、20歳になったら加入する義務があること、その役割は老齢年金だけでなく障害年金や遺族年金もあること、世代を超えて支え合うことの重要性について学ぶことができました。また在学中の保険料を社会人になってから納めることのできる「学生納付特例制度」があることを知り、20歳の誕生日を迎えたら手続きを考える学生もいました。

　また、これから就職活動をする上で役に立つ「求人票」の見方も、例をあげて詳細にお話ししてくださったので「賃金だけで比較するのではなく、就業先に何を求めるか、人それぞれ自分の幸せを考えてじっくり選択する」ことの大切さを実感したようです。

　井上先生、江戸川年金事務所の皆様、ありがとうございました！