2016年07月14日
7/8授業「ボランティア論」で国際協力出前講座を開催しました
7月8日、「ボランティア論」の授業の一環として、『国際ボランティアの活動を知り、自分にできることを考えよう』をテーマに、元青年海外協力隊の湯野澤いづみ先生をお招きしてJICA国際協力出前講座を開催いたしました。手工芸隊員として2年間、ガーナ共和国において職業訓練校で手回しミシンを使用しての帽子作り、ゆび編みでベルトやバック作りの指導に取り組まれた先生のお話から、日本とは異なる文化を理解した上で、ニーズに合った方法を模索しながら活動することは大変さと同時に「自分が知っていることを相手に伝えること」の大切さを教えていただきました。ゆび編み指導のボランティアは東日本大震災の時に避難所、仮設住宅においても続けられ、多くの人々から「毛糸の明るい色を見て元気になった、リラックスできた」などの感想が聞かれたそうです。
学生からは「ボランティアは大げさに構えるのではなく、自分ができることから始める、という当たり前のことに改めて気づき、小さいことから取り組みたい思った」「英語を学ぶのではなく、英語で何を学ぶのかをしっかり考える機会を得た」「ボランティアは生活に結びついていて、もっとシンプルに考えても良いものなのだと思った」などの感想が寄せられました。
湯野澤先生、有意義な講義をありがとうございました。