小岩の癒しスポット
こんにちは、教員の前田康智です。小岩周辺の癒しスポットをご紹介します。
実は、小岩という名前はとても広範囲かつ多種多様な地名を持ち、慣れないと時に混乱することがあります。短大は西小岩に位置していますが、その南側に南小岩と東小岩があり、北側に北小岩があります。さらに隣駅の新小岩駅の周辺は、新小岩の前に西や東がついて西新小岩や東新小岩もあります。
さらに、小学校などの学校の名前には東西南北の他に、上・中・下をつけた上小岩、中小岩、下小岩も見られます。その中で上小岩は北小岩とほぼ同じ場所であるようなのですが、上小岩という名称はおそらくかなり昔からある地名のようで、その遺跡があることを知り、巡ってみました。巡ってみたら癒しスポットでもありました。
短大から、東へ数百メートル行くと踏切があり、それを越えると、上小岩遺跡通りがあります。
遺跡があることの看板も見られます。
さらに、進むと左手に北小岩コミュニティ会館が見えます。
さらに進むと左手に上小岩親水緑道が見えます。ここから北に向かって真っすぐ進むと1キロ近く側道の小川が続きます。
上小岩親水緑道の周辺で、古墳時代に土器などが見つかったことから、小岩保育園の裏手には古墳、奈良、平安、江戸時代それぞれの生活の様子が絵で描かれています。
さらに北に進むと、上小岩遺跡の石碑(平成3年建立)が見えます。
石碑によると、昭和27年にこの周辺に住む中学生の自宅で土器を見つけ、中学の先生に知らせたことから明らかになったとのこと。土器は約1600年前(弥生時代~古墳時代の間)のものだということでした。
今回訪れたのは冬の風の強い日でしたが、冬でも水量が多く、水の音で癒されました。ベンチもところどころにあって、少し座って休憩することもできます。今度は夏に行きたいと思いました。