愛国学園短期大学

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2018年12月25日

栄養士・教職課程学外実習報告会

  1215日、愛国学園短期大学の大教室において、栄養士・教職課程学外実習報告会が開催されました。

   第1食物栄養専攻の学生が病院、社員食堂江戸川区立小学校等の各特定給食施設で、調理作業、衛生管理、安全管理を主とした栄養士業務の実際を体験し、実践活動の場での課題発見、解決を通して学んできたことを発表しました。

 実習先では校内実習とは異なる大量調理にとまどいながらも、「手速さより丁寧さ」に重点をおき、その上で効率よく衛生的に作業を進めるのにはどうしたら良いかを常に考え行動することの大切さ、管理栄養士・栄養士の先生や調理スタッフの方々及び患者様、お客様、児童とのコミュニケーションのとり方の大切さを実感したという報告がありました。卒業後の進路は様々ですが、この実習で得たことが今後の仕事、生活に活かされることを各人が願って報告会を終えることができました。

  第2部は、教職課程報告で栄養教諭家庭科教諭教育実習生の発表がありました。実習先として栄養教諭は船橋市の小学校2、家庭科教諭は江戸川区中学校1でした。また、家庭科教諭教職課程の一年生に課されている介護等体験の報告もありました。体験先は、デイサービスセンターと肢体不自由教育施設でした。

  栄養教諭の食育の授業の題材名は、学級活動で「こめたろうの悩み」食事の挨拶(いただきます、ごちそうさま)をする理由を知ろう」家庭科で「五大栄養素の働きを知ろうでした。家庭科教諭の授業の題材名は「T.P.Oを踏まえて、個性を生かした着方を工夫しよう」でした。どの授業でも実習生は実物を提示したり、ペープサートを使ったり、食品カードを利用したりと様々な工夫をして、わかりやすい授業を心がけていました。きと発言している児童生徒の笑顔が印象的でした。実習生は「栄養教諭は栄養士よりも専門的に児童に食に関する指導を行うことができ、児童とかかわる時間も多いと感じた。」、「はじめは緊張していたが、授業を何回もやっていくうちに慣れていき、精錬授業(研究授業)では私自身も楽しんで授業できた。」「短大で学ぶことのできなかった中学生の実態に即した授業ができた。」等の感想を述べていました。

  また、介護等体験報告では、「さまざまな人と向き合い、その人に合わせた対応をしていくことで自分のできることを見つけるヒントがあると思った」等の感想があった。

 学生たちはこのような体験を通した学びを、今後、自らの進路につなげていくことを力強く語っていました。

 

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