2013年08月05日
2013年第5回オープンキャンパス
8/3日(土)オープンキャンパス 大量調理機器に触れてみよう(栄養学実習 体験学習)の模様をお届けします
「栄養学実習」では、身体的・生理的特徴に基づいた栄養管理の方法について学びますが、 どの年代の給食にも衛生管理は必要不可欠になります。 3日のオープンキャンパスでは、給食室で大量調理機器を実際に体験しながら、衛生管理 についても学んでいただきました。
はじめに、水道水の残留塩素濃度と豆腐の表面温度を測定し、次に回転釜(写真)に 挑戦しました。カラーボールを食材に見立て、大きなしゃもじを使って混ぜました。 はじめは上手に混ぜることができませんでしたが、持ち方のコツを教わった後は、 上手にできるようになりました。
上の写真は、左がティルティングパンとう器具で、焼く・炒める・茹でる・煮る・揚げる などの様々な加熱調理ができます。右はオーブンです。 給食を作る時には、スペースや時間などの無駄が出ないように、作業効率を考えて 献立を作ること、調理をすることが重要であることを学んでもらいました。
その後、昆布とかつおの混合だしで作った味噌汁の中芯温度と塩分濃度を測定し、 給食で標準とされる塩分濃度の味噌汁を飲んでいただきました。給食を提供する時には、 自分の味覚が濃いのか薄いのかを知っておくことも大切です。最後に味噌汁のお椀を 洗浄機にかけて、体験学習を終了しました。
今回、紹介した給食業務はほんの一部ですが、参加していただいた高校生からは 「楽しかった、栄養士の仕事がなんとなくイメージできた」という感想をいただきました。 皆様、暑い中ご来校いただきありがとうございました。 今後のオープンキャンパスもお待ちしております。