2015年07月28日
7/17(土)授業「食文化論」で日本の行事食について学びました
食文化については、家政専攻は1年後期、食物栄養専攻では2年前期に履修します。この日は食物栄養専攻の「食文化論」最終日でした。食物栄養専攻では、食育の担い手となる栄養教諭やフードコーディネーター3級取得のための必修科目となっています。
食文化の基本を理解するために、人類史・地球レベルで食料獲得の文化を学んだ後、食事マナーと関連深い食器の文化や宗教と食のタブーなどについて学びました。そうして学んだ枠組みを踏まえ、5回に渡り日本の食文化の歴史をたどってきました。海外や遠い過去についてはイメージしにくいので、パワーポイントで視覚資料を多用しています。
最後の授業では、ユネスコ無形文化遺産「和食」の特徴のひとつである、日本の豊かな行事食の世界を学びました。地域によって差異のある年中行事、華やかな素人の手による冠婚葬祭の料理など、担当教員の調査事例も取り混ぜて紹介しました。高知県の郷土料理である皿鉢料理を盛り付ける皿鉢も実際に見て触って、大きさを実感しました。