「フードプランニング論」担当の森崎繭香です。
先日、とてもうれしいニュースがありました！！
「フードプランニング論」の授業内でレシピコンテストに応募したのですが、そのなかの一品が「1位」に選ばれたのです。

「フードプランニング論」では、レストランサービスやフードプランニングに必要な知識と、企画を実践するために必要不可欠なスキルを習得します。授業内では飲食店のメニュー提案、食品メーカーのレシピ開発など、さまざまなケーススタディを通じて「食」に関するあらゆる場面で活用できる基礎的応用力がつくよう課題に取り組んでもらいました。

半年間さまざまなケースを学んだ集大成として、実際に開催されているレシピコンテストに応募することを目標に掲げまた。
応募したのは、J A北越後さん主催の「第2回きたえちごレシピコンテスト」https://ja-kitaechigo.or.jp/news_topics/5587/。
“北越後の特産品を活用したレシピを考案する”というもので、「家庭でも作りやすいレシピ」という条件だったので、学生にとって考えやすいテーマだということも選んだポイントでした。

まずは北越後の特産品に何があるかを調べることからスタート。
J A北越後さんのサイトをじっくりと見て、どの食材を使うかを検討しました。
食材のリストを見て、ささっと作りたいメニューが浮かぶ学生もいれば、まったく浮かばずに鉛筆を持つ手が止まっている学生もいましたが、なんとか全員が、どの食材を使って何を作るかを決定しました。
「その調理法でこの食材の良さが活かせる？」「旬は意識した？」など、小さな疑問をいくつも投げかけることで、さらに考えを深めてブラッシュアップし、各自レシピを完成させました。
完成したレシピを発表してもらい、学生全員で気になるところを指摘し合って、さらに修正。最終的に投票で決めた2品を応募することにしました。

◆ねぎ塩あんかけ豚丼（https://cookpad.com/recipe/6603671）

◆ねぎと里芋の肉巻き串（https://cookpad.com/recipe/6603583）

上記2品について、みんなで調理、盛り付け、撮影までおこないました。
実際に作って盛り付けてみると、想像したビジュアルと違ったり、工程が煩雑だったり、新たな気付きがあります。こうして何度も何度もくり返し考えることで、良いレシピが出来上がります。

そんな努力の甲斐あって、たくさんの応募レシピの中から「ねぎ塩あんかけ豚丼」が1位になりました。本当に素晴らしいです。阿部帆乃夏さん、おめでとうございます！

今回、授業内で選考にもれたにもかかわらず個人的にコンテストに応募をしてくれた学生もいて…みんなの“やる気”を感じました。これからもゲーム感覚で、実践的な知識を身に付けられるような授業をしていきたいと思いますので、気になることがあったらじゃんじゃんリクエストしてください！