愛国学園短期大学

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2013年04月30日

4月16日(火)能勢美佐子先生による教養基礎演習Ⅰの講演の模様

食環境コンサルタントとして、主要国首脳会議(サミット)やFIFAサッカーワールドカップなど
数多くの世界的な行事においてご活躍され、今年度は本学の公開講座「テーブルコーディネート(食卓)を楽しもう」、
次年度に本学の非常勤講師として授業を担当されるご予定の能勢美佐子先生のご講演が、
4月16日(火)の本学授業「教養基礎演習Ⅰ」として行なわれました。

「教養基礎演習Ⅰ」とは、短大生、社会人として、コミュニケーション能力を身につけるための演習授業で、
この日は、テーマ「社会人としての身だしなみ」として、能勢先生にお話いただきました。

お話の中で印象的だったのは二つ。

一つは、身だしなみには、目に見える服装だけでなく、言葉遣いと行動、の三つがあることです。
それらをTPOに応じて適切に使い分けることが出来ないと、「自分の評価を下げてしまう」ことに
繋がりますので注意しましょう。
服装には、冠婚葬祭の場に相応しい服装があるように、TPOに合わせた正装や平服等があります。
言葉遣いにおいても、謙譲語、尊敬語、丁寧語を使い分ける場面があります。行動においても、
他人の迷惑になっていないか等を常に気をつける必要があります。

二つ目は、「相手をがっかりさせることは・・・自分が損をする」という言葉でした。
特に、社会に出て仕事をするようになると、その人の第一印象というのはとても重要で、
さらにTPOにあった振る舞いも求められます。
見た目や振る舞いで相手をがっかりさせないこと。本当はとても素敵な人なのに、
第一印象が悪く相手をがっかりさせてしまうと、結果的に自分が損をしてしまうので注意しましょう。

フードコーディネーターや栄養士など食に携わる者は、その立場を踏まえた振る舞いが必要で、
第一に「清潔感」を常に意識して行動することだという点を強調されました。

短大生は、今まで(高校生まで)の制服での生活が終わり、普段の生活は、自由に服装が選べる
ようになってはいますが、大学生として、社会人として、さらに業種を意識した振る舞いを心がける
ようにしたいものですね。

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